俺には勉強しかない

140字のその先

人生の目標

私の人生の目標は、綺麗に死ぬ事です。


人生の中で確かな事が一つあり、それは「私は死ぬ」と言う事です。
それがいつ、どのような形でなのか、正確な事は分かりません。
ただ、私はいずれ必ず死ぬ、と言う事は断言できます。


いつ死ぬか分からない以上、自分勝手な目標や計画は
死によって失敗に終わる可能性があります(あるに越したことはないですが)。
そのため、「私は死ぬ」と言う事実に即した目標を立てたいと考えました。


それが「綺麗に死ぬ」ことです。


「綺麗に」にはいくつかの意味があります。
1つは「迷惑をかけずに」と言う意味です。
自分勝手なことに、後始末は遺されたどなたかにやって頂く訳ですから、
その方々の手をできるだけ煩わせたくないです。


例えば、借金。これは絶対に、なんとしても残したくない。
次に、エロ本とかノートに書いたポエムとか、片付ける人に恥ずかしい思いをさせる物品、
これに関しては死ぬまでには私の手によって全て完璧に始末したいですし、
平時からそのようなものを持たないようにしたいです。
最も残したくないものは「汚名」です。
具体的には、犯罪やそれに類する行為によって人に迷惑をかけたという事実。
これだけは、他の何を犠牲にしてでも、残したくありません。


そのほか、できるだけガラクタを持たず、少ない物品でシンプルに生きたいです。
貴重品の類も、必要な方が速やかにアクセスできるように整理して保管しておきたいです。


もう一つの意味は、「トータルで+にして」と言う意味です。
私が世のため人のために働いて作った価値が、
私という人間を作るためにかかった費用を上回るようにしたいです。
そして、私が生きている間に、家族や社会にとって
私という人間がいてよかったと思えるような、何らかの進歩や価値を残したいです。


そして最後は、「悔いのないように」という意味です。
どうせ死ぬのなら、「生きている間にこれをやっておけばよかった」という後悔をしたくありません。
なので、自分がやりたいと思ったことは出来るだけ成し遂げて、
少しでも後悔のないように死にたいと思います。