今はなんか解除されているっぽいが、ここ数日Twitterのタイムラインがまともに見れない日が続いていた。
こちらに関しては皆さん色々な文句があったと思うが、当記事では今回のTwitterの閲覧制限について、
自分が一番ムカついたポイントについて書きたいと思う。
- なぜ公式からのアナウンスが無かった?
- そもそも、どこで公式からのアナウンスが見れる?
- そもそも、「X Corp.」の企業サイトはどこ?
- まとめ:プラットフォーム運営は難しい。それでもTwitterには腹が立つ
- おまけ:「移住先」について
なぜ公式からのアナウンスが無かった?
見出しの通り、個人的に一番腹が立ったのは、今回の障害、および閲覧制限について、
公式アカウント、ないし公式サイトからアナウンスが無かったことだ。
そのため、我々が何が起きているのかを知るためには、悪ノリが過ぎるイーロンマスクのツイートを翻訳・解釈する以外の方法が無かった。
一般論として、お金を払って利用しているユーザーがいるWebサービスが、予告もなく停止した場合、
運営から最低でも以下についてアナウンスがあって然るべきだろう。
- 謝罪
- 事象およびその発生原因についての説明
- 復旧予定日
- 再発防止策
今回のTwitterは、いずれの内容もアナウンスしなかった。
そもそも、どこで公式からのアナウンスが見れる?
まず、Twitterの公式アカウントってこれで合ってるよな?
イーロンマスクほどじゃないにしても大分ノリが厳しいな。
確かに、お堅い企業アカウントがたまにちょけた投稿をするとキュートで面白いみたいな現象はある。
しかし、コレみたいな公式としての役割をなんにも果たさず、ふざけた投稿ばかりしてるのは論外でしょう。
勿論、今回の閲覧制限についてのアナウンスは無し。
次に公式ブログ?を見てみる。
恐らく、プレスリリースはここに掲載されるんだと思うけど、なんかふわっとしたタイトルが多くてイマイチTwitterそのものの状況が掴めない。
そして当然のように今回の騒動についての掲載は無し。
フッターを見てみたら、「障害情報」というリンクがあった。
どうやら、メールアドレスを登録して購読しないと見れないらしい。
「History」というタブを見てみる。
『No incidents in the last 180 days』
あっそ💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢
そもそも、「X Corp.」の企業サイトはどこ?
そういえば、今年からTwitterってX Corpって企業になったなと思い出し、
もしかしたら今回の騒動のお詫びと説明が載ってるかも?と考えて
X Corpの企業サイトを探してみたが、結論としては見つけられなかった。
今年新設された会社とはいえ、これだけ巨大なWebサービスを運営している会社のホームページが無いということに驚いた。
まとめ:プラットフォーム運営は難しい。それでもTwitterには腹が立つ
自分はITエンジニアなので、あれだけ巨大で複雑なWebサービスを稼働させ続けることが、
そしてそれで売上を立たせることがどれ程難しいか、理解は出来なくても想像はつく。
ちょっと前に以下の記事が話題になったが、これに書いてある通り、
健全な運営を保ちつつプラットフォームをマネタイズするのは難しいんだと思う。
それでも、企業からユーザーに必要なアナウンスをしないというのは、マネタイズとかプラットフォーム運営とかとは別次元の話だろう。
何が起きてるのか知りたがってる億単位のアクティブユーザーに何の説明もしないのは組織としてあり得ない。
それにしても、イーロンマスクのあの文系大学生みたいな悪ふざけは本当きついわ。
メタクソ化してるのはTwitterじゃなくて…
おまけ:「移住先」について
今回の騒動でTwitterに嫌気が刺した人達は多いようで、現在Misskeyとかマストドンとかが高負荷常態のようだ。
爆サイに流れてる人も沢山いるらしい(なんでだよ?)。
恐らく一時的なブームで、大半はまたTwitterに戻ってくると思うが、これをきっかけに国産SNSやプラットフォームがもう一度見直されて、アクティブユーザーが戻ったら面白いなと思う。
はてなブログもそうだし、mixiも今どうなってるか分からないけど良いと思う。
下みたいな、小規模ながら活発なSNSもある。
結構文句を言ったが、現状Twitter以上に素晴らしいSNSは無いし、今後も出てこないのではと思う。
とはいえ、自分の所属が特定のプラットフォームに依存するのはよくないので、色々と訪ねてみるのが良い。
そしてそれはインターネットに限った話ではない。