俺には勉強しかない

140字のその先

視力と視覚の違い(読書メモ:『スポーツ少年の運動能力を飛躍的に向上させる 強い「眼」の作り方』)

下の写真を見ていただきたい。これは何の写真だろうか?

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正解は「牛」。写真左の白黒部分に注目すると、目と鼻、そして耳が浮かび上がってくるのではないだろうか?








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この写真の中の模様は見えていたはずなのに、初めは牛だと気付きにくい。
そして、一度牛だと気づくと、もう一度写真を見た時でもすぐに牛だと分かるはずだ。
これが「視覚」である。つまり、「ものが見える」力を視力だとすると、
「見えたものに意味づけする」力が視覚である。

そして、今この瞬間に「牛を見つける力」が向上したように、
視力と違って視覚は訓練によって向上させる事ができる。

視覚を向上させると、勉強やスポーツに必要な能力が向上するらしい。
そのためのトレーニング方法がこの本で色々紹介されていた。
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スポーツ少年の運動能力を飛躍的に向上させる 強い「眼」の作り方


目から入った情報を処理することで能力が上がるというのは、個人的にも納得できる。
仕事においてミスが少ない人は、他の人が見落としがちな細部にもキチンと気付く事が多い。
尤も、知識と経験が十分にあり「何が重要か」を知っているから細部に気付ける、という側面もあると思うけど。

いずれにしても、パフォーマンスを上げる手段として「視覚(=見る力)」を向上させる、というのはありかもしれないな、と思った。


余談として、最近Twitterで下のツイートが話題になっていた。
あなたはすぐに丸を見つけられただろうか?